夏休みに入って、駅で運動部の選手を見かけることが多い。
今朝、駅のベンチで本を読みながら電車を待っていた。
目の前を、ぞろぞろと女子高生が通る。
見ると、真っ黒けだ。
見事に真っ黒けだ。
久々の真っ黒け。
見ているだけでうれしくなるのはなぜか。
徹底的に黒い。
あからさまに、これ見よがしに、居直り的に、明白に黒い。
さげているバッグに、「法隆寺国際ソフトボール」と書いてある。
法隆寺国際高校ソフトボール部を応援します。
それにしても、ソフトボールというのはここまで黒くなるものなのだろうか。
これほどまでに焼けないといけないのか。
何の対策も取れないのか。
疑問は浮かぶが、とりあえず表彰状だ。
どういう名目で表彰するかはあとで考えるとして、とにかく表彰。
しばらくすると、またぞろぞろと女子高生が通った。
今度はふつうだ。
色白の子もいる。
バッグを見て、ベンチからすべり落ちそうになった。
「郡山高校ソフトボール部」
な、なぬ〜!?
これはいったい・・・。
同じソフトボール部なのに、郡山高校と法隆寺国際高校では、ロゼッタ洗顔パスタの「白子さん黒子さん」みたいではないか。(ちょっと古かったか)
どうなっておるのか。
郡山高校は「インドアソフトボール」なのか。
私は、ソフトボールにはくわしくないが、法隆寺国際高校と郡山高校が対戦すれば、「28対0」くらいで法隆寺国際が勝つにちがいない。
「4対2」とか、「8対3」くらいの点差では、私は納得しません。
というか、私は許しません。
私が許しても、世間が許さない。
世間が許しても、神様が許さない。
万一、郡山高校が勝つようなことがあれば、天罰が下るであろう。
法隆寺国際高校との試合に勝って、天罰が下れば、郡山高校の選手たちは驚くでしょうな。
鏡を見て反省してもらいたい。