本業の政治評論が続いてしまった。
政治、外交など、カタイ話題ばかりでなく、たまには肩のこらない話もいいだろう。
先日、家内と次女が、滋賀アイスアリーナへ行った。
「プリンス・アイスワールド」を見るためである。
荒川静香さん他多勢の出演だ。
「他多勢」は失礼だが、私は、それほどアイススケートの世界にくわしくないので、お許し下さい。
パンフレットには、当日は、ひざ掛けは貸し出しますが、防寒対策をよろしくと書いてあった。
家内は、寒がりである。
非常に心配していた。
何しろ、席が、「エキサイティングシート」といって、氷の上に張り出した特別席だ。
これは寒いでしょう。
オーバー、肩掛け、マフラー、レッグウオーマー、マスク、ホカロンなどをぎっしりカバンにつめこんだ。
それだけでは足りないかも知れんと、電気ストーブを持っていこうとしたが、ウチにはないので、ヘアドライヤーを持って行った。
これが役に立った。
オーバーなど、すべて身につけてもなお寒かったので、見ている間ずっとドライヤーの温風を浴びていたそうだ。
周囲の客から、うるさい!と苦情が出たが、寒さには勝てず、ずっとドライヤーをかけっぱなしだった。
荒川さんは、すばらしかったそうです。
家内も娘も、絶賛しておりました。
会場での人気も別格で、花束、プレゼントは、とんでもない数であった。
もちろん、荒川さん一人で持てるわけはなく、受け取ると、次々に、荷車(?)みたいなのに入れて行ったそうだ。
荒川さんは、笑顔を振りまきながら、リンクを一周、プレゼントを渡す客たちと握手を交わした。
家内たちは、なにも用意していなかったが、握手はしてほしい。
ふと見ると、大きな箱を持ってプレゼントしようとしてる人がいた。
家内と娘は、急いでその人に駆け寄り、両脇にくっついて、左右から箱に手をそえ、三人いっしょのプレゼントのふりをして、荒川さんをだまして、握手してもらった。
非常に喜んでます。