新聞の記事。
山村浩二監督に、「オタクアニメ映画祭最高賞」
「オタクアニメ」とは、どんなジャンルなのであろうか。
いやらしい映画かもしれんなと思ったら、映画のタイトルは、「カフカ田舎医者」。
猟奇的な映画かもしれんなと思って見直したら、「オタクアニメ映画祭」ではなくて、「オタワアニメ映画祭」だった。
失礼しました。
NHKテレビで、「爆笑問題が学問の最先端を直撃」みたいなのをやっていた。
ロボットの、最先端なのか、どのあたりなのかは不明だが、不思議なロボットを見た。
ロボットというか、人形が横たわっているのだが、赤ちゃんか子供のように、身体をごろんごろんと揺らす。
ぎくしゃくしていない。
その動きを見ているだけで、ロボットではなく、生命体のように思えてくる。
感激しました。
なめらかに動くだけで、「意思」と言うか、「感情」というか、まあ、そのようなものを持った「生き物」みたいに見える。
舞踊の「人形振り」の逆だ。
歌舞伎やバレエの「人形振り」は、人間が、わざとぎこちなく動いて、人形みたいに見せる。
兵隊も、人形みたいに行進する。
私たちは命令で動くだけです、意志とか感情はありません、というふうに見えて、偉大な将軍様が安心できるからだろうか。
なめらかに動くロボットを見て、「見え方」がいかに大事かあらためて思い知った。
ロボットが、あれだけなめらかに動くようになっているとは知らなかった。
人間もうかうかしていられない。
ふつうに動いているだけだと、ロボットと間違われるようになる。
大変な時代になったものだ。
我々は、ロボットよりなめらかに動かなければならないのだ。
時代のキーワードは、ふにゃふにゃ、ゆらゆら、ぽよんぽよん、にょろにょろ。
タコ人間を目指してがんばろう。