今日は、Ｓ君の、「色えんぴつ画講座」
大阪市主催の、市民講座としての五回は、先月で終了した。二十数名の参加者のなかで、引き続き教えてほしいという声があがり、今日からは、「市民主催の自主講座」である。
Ｓ君の、人格、識見、芸術性などが参加者に感銘を与えたためである。
と思います。
私も、Ｓ君の、人格、識見、芸術性に感銘を受けた一人として、「自主講座」に参加することにしたのである。
彼は、はじめ、私が受講するのをいやがっていた。
「言うことを聞かないだろう」というのである。
それはない。高校入学以来の友人として、会えば好きなことを言うけれど、こと絵のこととなれば、彼の弟子として教えを乞うのに抵抗はございません。
そのように誓って、やっと参加を許されたのであった。期待を上回る指導振りで、「美術教育40年」はダテじゃないと、心から思いました。
講座がすんで、帰りに昼食。
Ｓ君が、私が以前、「回転寿司に行ったことがない」と言ったのを覚えていて、「回転寿司に行こう！」と言うので、回転寿司初体験。
私は、回転寿司発祥の地東大阪市、元祖回転寿司「元禄寿司本店」の地元にいながら、これまで回転寿司と縁がなかったのである。
彼は、大学で教えているだけあって、学生の行く店をよく知っている。
やす〜い飲み屋をよく知っている。
鶴橋駅前の回転寿司屋で、彼は回転寿司講師として、回転寿司初心者の私に、回転寿司の基礎から応用まで、いろいろ教えてくれた。絵について教えるのもうまいが、回転寿司について教えるのもうまいと思った。
そんなわけで、今日が私の「回転寿司記念日」である。
Ｓ君に絵を習うことになるとは思わなかったが、Ｓ君と二人で回転寿司を食うとは、もっと思わんかったなあ。
人生、何がおきるか分かりませんね。
