若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

相撲

大相撲名古屋場所である。
なんとなくテレビを見てしまう。

子供のころは、ラジオで聞いていた。
テレビ放送が始まると、どの局も大相撲を放映した。

いつごろからか、朝潮太郎のファンになっているのに気づいた。
なぜ朝潮のファンになったかわからない。

朝潮は、「右上手左ハズ」になると強かった。
そのマネをしたかったのだが、私は左上手になってしまう。
これは、非常に残念なことであった。
今となっては、どうでもいいことだけど、ほんとにくやしかったのである。

くやしいといえば、朝潮が強くない横綱だったのもくやしかった。
もろくも倒れる朝潮が情けなくて、なぜファンになってしまったのかと何度も悔やんだ。
真剣に、他の力士のファンになりたいと思ったこともあったが、なれなかった。
朝潮が引退した時はほっとした。

当時は、男の子はよく相撲を取った。
小学校の体育の時間にも、相撲を取った。
今の私からは想像できないだろうが、私は相撲を取るのが好きだった。

近所の男の子が集まって、道路で相撲を取った。
ひざ小僧のすり傷が絶えなかったはずだ。

すりむくと赤チンを塗られた。
ふりむくと赤チンを塗られるのよりマシだが、しみるのでいやだった。

小学校の何年のときだったか、先生が、「『赤チン』の本当の名前は、『マーキュロクロム』といいます」といった。
これは衝撃的であった。

一気に「赤チン」がえらくなったような気がした。

お相撲さんが、赤チンを塗って土俵に上がったらハデだと思う。