世の中、ワケのわからんことが多すぎて、日夜困っているのであるが、また一つ「サブプライムローン」登場。
アメリカの貧乏な人用の住宅ローンのことらしい。
それが原因で世界経済がめちゃくちゃになっている。
さすがアメリカの貧乏人!と感心している場合じゃない。
いくら超大国アメリカとはいえ、貧乏人は貧乏人でしょう。
貧乏人が世界経済を揺るがせるはずがないと思う。
貧乏人に金を貸した金融機関が揺るがしたのか。
貧乏人に金を貸すのは危ない。
常識以前の話だ。
アメリカの金融機関はアホぞろいなのか。
それに乗せられた世界の金融機関もアホぞろいなのか。
アメリカの金融機関には、理科系の優秀な頭脳の持ち主が集まり、金融工学の知識と技法を駆使して、複雑な金融商品を作り出し、わが世の春を謳歌したあげく、今日のよき日を迎えたようだ。
理科系の優秀なアホ。
いいですな〜。
今回の大惨事の中で、唯一心温まるエピソードといえる。
それにしても、アメリカの貧乏な人向け住宅ローンでなぜこんなことになるのかわからない。
春山昇華『サブプライム後に何が起きているのか』
著者紹介に、1978年京都大学法学部卒業後、円債、外債、為替の投資経験を積み、87年からロンドンで世界中の株と債権を組み込んだ国際分散投資に従事、オフショア登録ファンドでトップの成績を記録した人だと書いてある。
すごい!と思わせたいのだろうが、何のことかわからないので、すごいとは思わない。
気の毒である。
読んでもわからないだろうと思いながら買ったのであるが、やっぱりわかりませんでした。
ヘンな事も書いてある。
今回、中東のファンドなどが、欧米の金融機関に対し巨額の救済的出資を行った。
そのことに触れて、こう書いてある。
『恩義に感じた欧米から、中東への投資が増加するだろう』
恩義に感じてって・・・(-_-;)
そんな、いなかのおじさんみたいなことするか?
「あんときゃ〜、えろ〜世話になったけん、7000億ほど投資させてもらおうかの〜」
恩義に感じて投資するようなら、今後とも欧米の金融機関は要注意だと思います。
この部分はおかしいと思ったが、あとはおかしいかおかしくないかよくわからなかった。