若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

いななく

馬は、いななく。
ヒヒ〜ンといななく。

これは、常識でしょう。
若者百人に聞く。

馬はいななくと知ってますか?
ハイと答える人、98%だと思います。

牛は、いななかない。
と思います。

ヤギも、いななかない。
と思います。

いななくのは、馬だけなんでしょうか。
「いななく」と「いなづま」は、関係あるんでしょうか。

今日は、乗馬クラブ。
馬に乗ってたら、遠くで、「ヒヒ〜ン!」といういななきが聞こえた。
50回以上乗馬クラブに通ってますが、いななきを耳にしたのは、初めてです。

馬はいななく。
が、乗馬クラブの馬はめったにいななかない。
しつけがいいんでしょうか。
馬は、もともとめったにいななかないものなのか。

テレビで見る馬はよくいななく。
いななく方が馬らしいので、無理やりいななかせてるのだろうか。

馬のいななきは、犬のワンワン、猫のにゃーにゃーとは、ちょっとちがうようだ。
もっと、特別のもののようです。

馬は、動かない。
人が乗っても、自分から動こうとはしない。
人間が足で合図を送ると、歩く。

合図を送っても、歩かないことがある。
わかってて、無視するそうです。
なめてるんですな。

かなりのベテランの人が乗って、まったく動かないことがあって、インストラクターが乗ったら、すぐ動いたという話もある。
相手を見てる。
人間といっしょだ。

休憩時間に、クラブの送迎バスの運転手のおじさんが話しかけてきた。

「馬も、こう暑いと、動くのいややろねー。会員さんが乗ってて、馬が全然動かんことがあるでしょう。ああいうときは、ムチでビシーッとしばいたったらええと思うんやけど」
「ビシーッとしばいたりできませんよ」
「なんで?」
「だーっと走り出したらこわいですがな。動かん分には害はないけど、猛スピードで走られたらこわいから、ビシーッとしばいたりできませんよ」
「なるほどな」