若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

国連演説

大相撲千秋楽。

テレビを見ていたら、鳩山首相夫妻が入場、拍手を浴びた。
総理大臣杯授与」で、鳩山首相は、力士達に友愛の精神を訴えるのかと思っていたが、優勝決定戦があったため、中継時間切れで「総理大臣杯授与」が映らなかったのは、残念かつ気の毒であった。

国連総会に出席したと思ったら、大相撲。
忙しいですね。

国連総会での鳩山さんの演説は、無難なものであったようだ。
演説の模様をテレビで見ていて意外に思った。

鳩山さんが、温室効果ガス25%削減に触れたとき、拍手が起こったのだ。
皆さん、聞いてるんですね。
国連総会での演説なんか、誰も聞いてないと思ってました。
失礼しました。

鳩山さんは、原稿を見ながら、まじめに英語で演説した。

昨日、テレビで、リビアカダフィ大佐の演説も紹介してた。
カダフィ大佐は、原稿を見ずに、リビア語でまくし立ててた。
いや、リビア語かどうかは知りませんが、通訳つきでした。

カダフィさんのほうが、堂々として見えた。
堂々として見えたのはいいが、カダフィさんは、大幅に制限時間を超過したそうだ。
持ち時間15分のところ、1時間半以上演説したのだ。

カダフィさんは、阪神大震災のとき、「これは、魂を経済に売り渡した日本国民に対して下された天罰である」といった人だ。
制限時間大幅超過くらい、なんでもない。

カダフィさんの人柄がよくわかる。

鳩山首相は、国際舞台へのデビューに際し、各国首脳に自分の人柄を理解してもらいたいと語っていた。
鳩山さんなら、人柄ではなく、鶏ガラではないかという意見はともかく、まあ、まじめさは通じたのではないか。

国連総会は、世界に対して訴える場である。
世界に対して訴えるといえば、はなちゃんである。

はなちゃんは、泣く。
これは、世界に対して訴えているといっていいだろう。

はなちゃんには、母親や祖父母に対して訴えるというような、小さい狭い了見はない。

はなちゃんが泣くとき、世界に訴えている。
生きとし生けるもの、命なきもの、鳥獣虫魚、山川草木に向かって、わが声よ届けとばかりに訴えている。

私は、その声に応え、鳥獣虫魚山川草木を代表して、はなちゃんを抱っこしてる。
私は、国連多国籍軍みたいなもんです。