はなちゃんは、生後150日を過ぎました。
自分の子供は三人ですが、生まれてから、これほどみっちり見るのは初めてです。
むっちりしたはなちゃんをみっちり見てます。
発声が変わってきました。
以前は、「はー」とか「ほー」とか、しゃべる練習をおとなしくしてるという感じでした。
最近は、うなり声を発します。
動物的です。
後退したように思えます。
「ん〜〜」と、鼻にかかったような軽いうなり方と、のどからしぼり出す「う〜ん!」というのと二種類あります。
のどからしぼり出すときは、顔を真っ赤にして、なんか不平不満があるような、大いなる悩みがあるような雰囲気です。
かなり野生的なうなりなので、悩める哲学者や科学者が発するようなものではないと思えます。
中小企業の経営者が、資金繰りに詰まって発するうなり声、というのに近い。
結構こわいです。
手でつかめるようになってきました。
くわえてるおしゃぶりをつかんで外す。
外したおしゃぶりをしみじみと見てます。
のばした手のおしゃぶりをしみじみと見る目つきは、哲学的、科学的雰囲気があります。
「おしゃぶりとは何か?」「存在としてのおしゃぶりと私」てなことを考察しているのではなかろうか。
おしゃぶりを見つめる視線が、文学的と思えるときもあって、はなちゃんが俳句か短歌を詠みそうな気がします。
体重と、足と首の太さにばかり気をとられてましたが、今日、足が大きくなってるのに気づいた。
太ももからふくらはぎにかけては、全盛期の大関魁皇をしのばせる見事な肉付きとはりの良さでしたが、足は小さくて、これでは直立は当分無理と思ってました。
ところが、今日ふと気づくと、足がいつの間にか大きくなってた。
計ると、つま先からかかとまで、9センチ!
いよいよ、直立歩行に向けてゴーサインが出たようである。
誰が出すのか知らんが、タイミングよろしい。