朝日新聞。
7月28日に、約一年ぶりで死刑が執行されたことについての記事。
「死刑は、求刑した検事、判決を下した裁判官、法相などが執行すべきだ」
こう語ったのは、28日に死刑を執行された尾形英紀という男だそうです。
この男は、二人を自分の手で殺してる。
二人を自分の手で殺した男が、「死刑は、求刑した検事、判決を下した裁判官、法相などが執行すべきだ」と語ったと読むと、説得力があるなあ、筋が通ってるなあ、と思ってしまう。
朝日新聞は、そう思わせたくて、記事にしたのだろう。
やはり28日に死刑になった篠原一男という男は、「死刑は残酷なものです」と語ったそうです。
この男は、6人殺してる。
6人殺した男が、「死刑は残酷なものです」と語ったというのを読むと、やはり説得力があるなあと思う。
朝日新聞は、そう思わせたくて記事にしたのだろう。
二人とも、考え深く、説得力があり、筋の通った立派なことを言ってるように思える。
死刑囚という立場がそうさせたのだろう。
二人が、もっと早く死刑囚になっていれば、立派な人間として生きていけたかもしれない、と考えると、アタマがおかしくなりそうである。