若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

公園デビュー

毎日のように、午前、午後、花ちゃんをバギーに乗せて、お散歩です。

が、人影もなく、退屈するのか、二十分もすると、眠くなるようです。

きのうは、近くの大型犬グレートピレネーの「白さん」が、花ちゃんを見て、ほえてくれました。

その巨大さから、近所の人々は、敬意をこめて「白さん」と呼んでます。

迫力ある声ですが、白さんにとっては、花ちゃん歓迎のお声がけだったと思います。
花ちゃんも、声を上げてこたえてました。

それが特筆すべき大事件といえるほど、何事もない散歩です。

近所の公園にも行くのですが、無人です。
二つある公園のうち、一つはグラウンドが雑草で覆われてるというわびしさです。

今日は、いつもの時間ではなかったからか、初めて公園にお友達が何人もいました。
バギーに乗ったり、ヨチヨチ歩いたり、花ちゃんと同じくらいの子供達がお母さんといっしょに来てました。

よっしゃ!
今日が花ちゃんの公園デビュー

バギーを押して、若いお母さんたちに猪突猛進。
見知らぬ若い女性に声をかけるようなことはできない内気な私ですが、花ちゃんのために勇気を振り絞って接近しました。

だいたい2時くらいから、幼児が集まるらしい。
礼之介くん、慎太郎くん、昌(しょう)くん、全員男の子だ。
前に知り合ったのが、恵太くん、奏之助くん。

このあたりは、男の子が多いのでしょうか。
みんな、花ちゃんと、一、二ヶ月ちがいで、日本にいれば同級生だ。

花ちゃんの頭のピンクのリボンを見て、お母さんたちは、「かわいい〜!女の子はいいなあ」と、声をそろえてうらやましがってました。

そして、お母さんたちが、「花ちゃんのママさんは?」と聞くので、「家で一人でテレビ見てます」といったら、「え〜〜!いいなあ!」と声をそろえて叫びました。

男の子達は、バギーに乗ったり、歩き回ったりしながら、時々花ちゃんを見て、「へーい!かのじょ〜!お茶飲みに行かな〜い?」みたいなことをむにゃむにゃ言ってました。

男たちに追い掛け回される花ちゃんの今後の人生を暗示するかのごとき、公園デビューであった。