金曜日(25日)は、乗馬クラブ。
二週間前が津波でした。
3月11日、いつものように3時15分にクラブを出る送迎バスに乗りました。
いつものラジオ番組がかかってました。
キャスターというのかパーソナリティというのか、いつもの男性がいつものように気楽なおしゃべりをしてました。
3時半ごろだったでしょうか、東北地方で大きな地震があって津波警報が出たというニュースが入りました。
で、宮城県だったと思いますが、警報が出た場所に住む人と電話がつながって話し始めました。
番組の男性が様子を尋ね、電話の男性が答えてました。
バスの中なので、聞こえたり聞こえにくかったりでした。
切迫感はありませんでした。
そのうち、電話の男性が、素っ頓狂な声をあげました。
「お〜!津波だ〜!」
「え!津波!?見えるんですか?」
「窓から海が見えるんです」
「津波って、どんな津波ですか?」
「いやあ、すごい津波です」
すごい津波です?
のんきにしゃべっててだいじょうぶなのかと心配しました。
番組の男性もそう思ったようで、「だいじょうぶですか?」と聞きました。
電話の男性は、家が高台にあるからだいじょうぶだと答えました。
そんなやり取りを聞いていたので、まあ、津波警報も出てるし、現地の男性も落ち着いてるし、たいしたことにはならないんだろうと思いました。
それが・・・。
あのラジオでのやり取りと被害の悲惨さが、どうしても結びつきません。
いろんな結びつきも理屈も経験もすべてをムチャクチャにしてしまうような津波だったということでしょうか。