「自粛」もほどほどに、ということである。
被災していないところでいろいろ「自粛」してしまうと、早い話がカネがまわらなくなって、結局「復興」が遅れることになる。
わかりやすい。
「バンバンカネを使えとはいわんが、ふつうの生活をしてりゃいいんですよ」
なるほどネ、と思うが、「ふつうの生活」とは?
私が中学のときだから、今から50年前、先生が、「アメリカでは、ふつうの家に自家用車が二台あります」といった。
これは衝撃的でしたね。
中学校で先生がいったことの中で一番記憶に残ってる。
自転車が二台ならまだしも、自動車が二台?!?!
衝撃的というより、ぽよよ〜〜ん、という感じであった。
お、おそるべしアメリカ!
私たちは、50年前の私たちから見たら、「ぽよよ〜〜ん!」的生活をふつうにしている。
いや、ウチには車もテレビも一台しかありませんが、それでも「ぽよよ〜〜ん!」的にはちがいない。
「ぽよよ〜〜ん!」的ふつうの生活。
今回の大地震大津波を機会に、「ぽよよ〜〜ん的ふつうの生活」を見直そうという意見も多い。
ぽよよ〜〜ん的ふつうの生活をしましょうという意見も多い。
自家用車二台でぽよよ〜〜んとなった50年前がなつかしい気もするが、もう一度高校受験をやるかといわれても困るし、例によって、何が何だかわからないのである。