今日は人物画教室。
私と同年配の女性Aさんが、右足に「ギプス靴(?)」をはいてた。
聞くと、小指を骨折したとのこと。
雨の日にすべって、前に倒れそうになったので、右足を思い切り出したら階段にぶつかって骨折したそうだ。
「顔を打つかと思って、思いっきり右足を蹴り上げたのよ」
「なでしこジャパンですね」
「・・・痛かったんだから!」
「す、すんません」
Aさんは、お盆に横浜から小学一年生の孫が来ると言っていた。
男の子で、一年生になってから体操教室に通い始めた。
「『ボク、体操教室行きたくないの』って言うのよ。『行きたくないならママに行きたくないって言いなさい!』て言ったら、『ボク、言えない』だって。んも〜あかんたれなのよ〜!」
はがゆがってました。
さて、Aさんは足の小指の骨折にもかかわらず、やってきた孫を連れてプールにも行ったそうだ。
一週間ずっと孫の相手をして、帰りは横浜まで送って行った。
病院に一週間ぶりに行ったら、先生に無茶をしてはいけないと叱られそうだ。
孫はあかんたれでも、おばあちゃんは気丈ですな。
今日の教室は裸婦。
先生が、「若草はん、背中からもよろしおまっせ」と言われるので、モデルさんの後ろにイーゼルを立てた。
描こうとしたら先生が、「もうちょっと右やね。もうちょっと右に寄ると腕と胴の空間が見えまっしゃろ。こっちから描くとしたらこの角度ですな」
なるほど。
絵になる角度というか、絵にしやすい角度というか、そういうのを探す。
ボーっと描いてたらダメですね。
帰りの地下鉄のつり広告。
「オリンピック
デーラン」
「デーラン」?
なんじゃ?
下の方を見ると、「Olympic Day Run」。
オリンピックに関心を持ってもらうための市民参加の催しのようだ。
外国語のカタカナ表記に細かいことを言うつもりはないけど、上下に分けて「オリンピック」「デーラン」はないと思う。
「デーラン」ってなにかな?と注意をひきつける作戦であろうか。
私は引っかかったから、この作戦、銅メダル。