今や遅しと待ち構えていたノーベル賞の発表があった、といいたいとこですが、ぜんぜん待ってませんよ。
医学生理学賞の受賞者の発表とのことですが、「医学賞」じゃないんですね。
どうなってるのかそのへんもよくわかりません。
今回、発表の三日前に亡くなった人に授賞ということになって、話題になってるようです。
死んだ人にはあげないのが決まりだそうで、今度の人も病床で「発表までがんばる!」と言ってたそうです。
死んだことを隠してたんじゃないでしょうが、まあ、ヘンなことになったもんです。
死んだ人にあげてもいいじゃないかと思いますが、いろいろ難しいんでしょうな。
死んだ人にも授賞となると、ニュートンとかコペルニクスとかガリレオとかアリストテレスとかアルキメデスとか、シェークスピアとか紫式部とか大伴家持とか候補者が増えます。
候補者が増えるのはいいとして、賞金をだれにあげたらいいか困る。
アルキメデスの子孫を探すのは大変ですよ。
賞金をあげることができない。
となると、ノーベル賞委員会としては、そんな人ばかりに授賞することになると思う。
賞金をあげなくていいんだから、人情としてそうなりますよ。
私ならそうする。
そういうことにならないよう、死んだ人にはノーベル賞をあげないことになったんだと思います。
ちがうかな。