NHKTVの朝のドラマを見てたら、主人公がげたで走ってた。
石畳なら大きな音だろうな、てなことを考えながら見てました。
イザベラ・バードの「げた初体験」。
彼女は、横浜から東京へ汽車で行ったとき、新橋の駅で下車した乗客たちのげたの音に驚いてます。
何百人かのげたの鳴る音はかなりのもんだったでしょう。
私にとって、いつごろまでげたはふつうの履き物だったのか。
中学に入ってからは、げたは履かなかったと思う。
幼稚園、小学校のころは、家ではふつうにというか、時々というか、まあ日常的にはいてたのではなかろうか。
「げた隠し」という遊びもしたし、足を振ってげたをポ〜ンと飛ばして天気占いみたいなこともした。
小学三年生の時、「ゴジラ」を見に行って、超満員の映画館でげたで足を踏まれて、帰りに病院に行きましたよ。
そのころまでは、げたはふつうだったんでしょう。
母は、かなりの年まで冬は和服だったから、げたも長く履いていたと思う。
年配の女性が一番長く愛用したんじゃないでしょうか。
げたをはかなくなったのはいつか?
どうでもいいけど気になります。