ゆうちゃんが、散歩の途中ウチに寄りました。
この「豪華乳母車」はおばあちゃんが選びました。
はなちゃんにも同じ乳母車でした。
はなちゃん四ヶ月くらいのころだったか、この乳母車にのせて散歩してたら、中年女性がのぞきこんで、「この子、何か月?」と、えらくフツーに話しかけてきたことがありました。
「四か月です」
「ふ〜ん、毛の濃い子やねえ」
毛だらけというのじゃないですよ。
はなちゃんは髪の毛がふさふさしてたんです。
「毛の濃い子やねえ」というのは、関西弁では、「け〜のこ〜いこ〜やね〜」となります。
さて、わざわざお立ち寄りいただきありがたき幸せ!一言ごあいさつをと駆け寄る私をゆうちゃんは笑顔で制し、「いや、そのままそのまま!堅苦しいあいさつは抜きで」とすでに大物の雰囲気でございますよ。
昼から私が乳母車を押して散歩してたら、高齢女性が、「いやあ、今でもこんな乳母車あるんですねえ!なつかしいわあ」と目を細めてました。
そのあと、下校中の女子中学生のグループとすれちがいました。
「きゃあかわいい」
「いかにも『おぼっちゃま』って感じやなあ」
そうどす。
ゆうちゃんは爺やつき豪華乳母車にで〜んとおさまる正真正銘のおぼっちゃまです。(^_^)/