若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

「最強:贈り物バイブル」

月刊誌『クレア』12月号。

表紙に、「欲張り女が美しい」と書いてあります。
そういうポリシーというか主義というか哲学というか、まあなんかわけのわからんものをかかげてます。

「最強:贈り物バイブル」というタイトルにひかれて読みました。
なぜそんなものを読む?
この日記を読んで下さる皆様に感謝の気持ちを込めて何か贈りたい。
ただそれだけです。
冷やかすとか揚げ足を取るとか、なんの邪心もありません。

特集。
「あきらめないで!よくある悩み別贈り物大作戦」

何を贈ろうかと悩んだ末あきらめてしまう人がいるんでしょうか。

「忙しくて買う時間がない」
「値段以上に見せたい」

困った人たちですね。
そんな人、ほっとけばいいと思います。

「お詫びの品に向いているのは」

おお、これは期待できます。

まず、仕事でのおつきあい編。
仕事の納期が遅れてしまったとかアポイントを当日キャンセルした場合、お詫びの品でお勧めは、小分けに包装された老舗の菓子だそうです。
職場のみんなですぐ食べられるのがいい。
メロンやハムなどは困るそうです。
イカも困るしブドウも困るでしょうね。

次に、家庭の付き合いでのお詫び編。

となりの車に傷をつけてしまった、騒ぎ過ぎて隣からクレーム、借りたものを返し忘れて一年、テーブルクロスにワインのしみをつけてしまった等々、実に細かくお詫び状況を設定してくれてます。

いろんな品物を紹介してますが、なるほど!と納得させられるのは、「受け取る側が教えてくれた心に響くお詫びとは」というコラムです。
これはいい目の付け所ですね。

お詫びの品を受け取り慣れている人たちとは?

大企業の広報や京の料亭の主人たち、というんですが、大企業はともかく、京都の料亭の主人がなぜここに顔を出すのか?

まず、ある丸の内のメーカーの話。
「重要なお詫びの時はデパートなどどこでも買えるものではないということが鉄則」で、先日も、「わざわざ買いに行ってるんだから受け取ってやれよ」というようなやり取りがあったそうです。

わざわざ買いに行ってお詫びに持ってきたのは、銀座「空也」の最中だったそうです。
ふ〜ん。
知らんわ。

さて、京都のとある料亭のご主人は、「東京の方はみなさん『とらや』のお菓子を持って見えますね」と語ってます。
東京の方々はしょっちゅうこの料亭に迷惑をかけてるんですかね。
料亭に迷惑というと、ふすまを破るくらいしか思いつきませんが、東京の方々、もう少し行儀よくお願いします。

ここでは、空港でも駅でもデパートでも買えるのがいいと書いてあります。
丸の内と逆ですね。

この特集を読んで、お詫びの品に関しては心の準備ができました。
いつへまをしてもだいじょうぶです。(^_^)/

天下御免怪力無双のゆうちゃんに突き倒されて泣き出すはなちゃん。