若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

チチキトク

かぜをひいてます。

「かぜ」は私にとってふつうの病気じゃない。
というか、「かぜ」にとって私はふつうの人間じゃない。

いわゆる「鼻かぜ」で重体、体温が37度を超えると生死の境をさまよう。
今朝、鼻水がとまらず、37.1度だったので、私は「チチキトク」状態でした。

体温計を見てガクゼンとして、二階から降りるとき家内に肩を貸してくれと頼んだら例によって鼻で笑われた。
けり落とされないだけましだとわが身を慰め、よろめく足を踏みしめ、手すりにすがりつくようにして階段を下りながら考えた。

私も寄る年波、いつ何がってもおかしくないが、家内や子供たちは「チチキトク」に気付いてくれるであろうか。
本当の「チチキトク」なのに、「またかぜくらいで大げさな」、と鼻で笑われるのではなかろうか。

家内に「肩を貸してくれ」は何度も言ったし、38度の熱で「一思いに殺してくれ」と頼んだこともある。
結婚以来ず〜〜っと鼻で笑われてきた。
子どもたちも鼻で笑われる私をず〜〜っと見ている。

本当の「チチキトク」の時どうふるまうべきか、よく考えておかないと大変なことになると思う。