朝は紅茶です。
家内と二人、ミルクティーです。
紅茶の葉と水とミルクの量、沸かし加減蒸らし加減が難しい。
いれるのは私です。
なぜ私がいれるのか。
私がいれるミルクティーは、紅茶と水とミルクのバランスが絶妙で、専門店で飲むミルクティーと比べても、香り、色、味わい、どれをとっても引けを取らずというより超えており、英国王室御用達的出来栄えだと家内が言うからです。
「私にはとてもまねができません。まともなミルクティーひとついれられないふつつかな私をお許しください」と神妙な顔で言われては私がいれないわけにはいきません。
さて、二人分だと、紅茶の葉をティースプーンで3杯なんですが、切らしたときはティーバッグで代用します。
英国王室でもそうだと思います。
今朝はティーバッグを使いました。
小さな鍋に湯を沸かし、ティーバッグを入れて、最後にミルクを入れる。
習慣というのは恐ろしいもんですね。
できたミルクティーをカップに入れる時、茶こしを使ってしまった。
ミルクティーが、スーッと通って行きました。
なんの滞りもなく、あとくされもなく、たつ鳥あとを濁さずというかティーバッグ茶こしを汚さずというか、きれいさっぱり通ってしまった。
さっぱりした茶こしを見つめて私はしばしボーゼンとなった。
なんかヘンだな。
私がおかれた状況を理解するのに5秒ほどかかりました。