赤ちゃんが寝返りをするというのは、人類レベルでいうと、「月への第一歩」的偉業であると思います。
世の中レベルでいうと、「寝返り」というのは見下げ果てた行為である。
同じ言葉なのに天地の差というか天国と地獄というか、ちがいすぎますね。
「寝返り」にそれほど悪いイメージがあるとは思えんですが。
それはさておき。
今朝8時18分発座席指定近鉄特急に乗って、私たち夫婦が取るものも取りあえず神戸に急行したのは、「ことちゃん、寝返る！」との緊急連絡が入ったからである。
取るものも取りあえず、と言いましたが、もちろんデジカメとビデオカメラは持っていきましたよ。
10時過ぎ、どたばたとマンションに踏み込んで、「さあ！ことちゃん！寝返れ！」と叫べどすやすや夢の中。
たたき起こして寝返りを、といいたいとこだけど、そこは良識も常識も学識経験もある私たちのこと、ぐっとこらえてことちゃんの目覚めを待ちました。
目覚めたらお昼。
離乳食とミルクがすんだら早速に寝返り、しません。
身体はひねるんですが、寝返らない。
まあ、食後すぐはムリですか。
しばらく抱いていよう。
「グッヘ〜〜！」と盛大なゲップもすんで、さあ寝返るか！？
寝返りません。
プープーおならはするけど寝返らない。
待てど暮らせど寝返らない。
こっらー！
ことちゃん！
寝返れ！
腕を引っ張り背中を押し頭を小突き尻をたたき足の裏をこそばしても寝返らない。
あきらめて帰ってきました。(-_-;)
↓髪の毛はますますクルクル。
サザエさんスタイルのことちゃん。
