きのうは神戸へ行きました。
ことちゃんが、三種混合の予防接種です。
はなちゃんとおるすばんしました。
「金のガチョウ」の紙芝居をしてというので読んでやりました。
先週の木曜日におばあちゃんが持ってきた紙芝居です。
働き者で親切な若者が、小人さんにもらった金のガチョウのおかげで、お姫様と結婚して幸せに暮らすという、楽しいお話です。
はなちゃんは真剣に聞いてました。
終わると、「はなちゃんがする」と言って読み始めました。
よくおぼえこんでるので感心しました。
それよりもっと感心したのが、「紙芝居操作」です。
一番前にある紙を抜いて裏側に持って行くというのはかなり高度な技です。
昔、はなちゃんのママが紙芝居をしてくれたことがあります。
一番裏の紙が次々に前に出てくるという不思議な紙芝居でした。
はなちゃんの方がママより進んでます。
おまけに、この「金のガチョウ」は、単純に一枚ずつ抜いていくというのではなく、半分抜いたところで止めるとか、三分の一ずつ止めるとか、けっこう複雑な演出になってるんです。
順序正しく抜いて行っただけではなく、演出も指示通りできたのでびっくりしました。
紙芝居が終わったとき、私は感動の拍手を送りました。
「はなちゃんの紙芝居、ほんとにおもしろかった!」
はなちゃんは、ちょっと照れたような誇らし気なような、複雑微妙な微笑みを浮かべてました。
予防接種をすませてことちゃんとママが帰ってきました。
ことちゃんはちょっとだけ泣いたそうです。
ことちゃんのウデにかわいいシールが貼ってあるので、何かと思ったら、注射のあとを保護するばんそうこうでした。
世の中、進んでますね。
はなちゃんの紙芝居の素晴らしさをママに報告しました。
初披露だったようで、ママも「先週おばあちゃんが持ってきてくれたとこなのに・・・」と感心してました。
ママによると、はなちゃんは新しい絵本とか紙芝居が来ると、繰り返し読んでくれとせがむそうです。
そして、おぼえこんで一人ひそかに練習してるようだと言うんです。
操作までチェックしてるとは思わなかったそうです。
そうそう、私が一番感心したのは、私が読んでやった時のはなちゃんの感想です。
おしまいのセリフが、「働き者で親切な若者は、お姫様と結婚していつまでもいつまでも幸せに暮らしました」というんです。
私がそういったときはなちゃんが、「パパみたいやねえ」といったんです。
ええ〜〜!
「働き者で親切な若者って、パパみたいか?」
「パパみたい」
くく〜〜〜!
なんとうるわしき父と娘の関係であろうか!
私にも二人の娘がいますが、こんなこと言ってもらったことないですよ。
で、このこともママに報告しました。
ママは笑って、「パパが教え込んだんやな」
そ、そーなんか・・・。
そうなんでしょうね。
3歳になったばかりのはなちゃんが、「働き者で親切な若者」→「パパ」などという発想、あるわけないですな。
はなちゃんのパパ!
おぬしも相当ワルよのう。(-_-;)
はなちゃんに、「親切ってどういうことかな?」と聞いたら、少し考えて、「ご飯を作ってくれること」と答えました。
↓ことちゃん三種の神器。
①カーリーヘヤー②おでこ③ほっぺた