若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

肖像画

私は、「肖像画」を描いてるつもりです。

先生は、「肖像画と人物画はちがいます」といいます。
肖像画はモデルを喜ばせるためのもの、というような意味です。

私の場合は、モデルを喜ばせるより自分が楽しむ方が優先ですね。
先生のいう「肖像画」ではないかもしれません。

きのうは、この二年に描きためた「肖像画」あるいは「人物画」をならべました。
ならべてると、TさんとYさんが絵を持ってきてくれました。
去年モデルになってもらった方です。
画廊の近くにお住まいなので、持ってきてくださったんです。

70代男性のYさんは、「タイトルは、どうなるんですか?」とヘンな質問をしました。
F6号のキャンバスにYさんの顔を描いた絵です。

「・・・タイトルは、Y氏像ですが・・・」
「・・・ははあ・・・」

何か、期待されてたんでしょうか。

絵を受けとるところを、画廊の喫茶室でコーヒーを飲んでた80歳くらいの男性が見てました。
TさんとYさんが帰ると、こちらへ喫茶室の男性がやってきて、「この絵、今の人?似てるなあ」と言ってくれました。

気を良くしてたら、ならべた他の絵を見て、「なんか、女の人、みんなおんなじ様な顔やなあ」というんです。
「今日見て、明日見たら、どれがどれやわからんで」

そ、そうでしょうか。(-_-;)