「わかっちゃいるけど」というのは、誰しも経験済みの感覚だと思います。
アタマではわかってるけど、カラダがついていかない。
行動が伴わない。
まあ、人間としてはふつうですね。
カラダではわかってるけどアタマがついていかない、てなことはあるんでしょうか。
乗馬クラブに通ってます。
なかなか上手に乗れません。
指導員に言われることはわかるんです。
「腕をそんなに上下させてはいけません」
「カラダを後ろに倒してはいけません」
わかるんです。
わかるんだけど、腕が上下してしまうんです。
何度言ったらわかるんだ!?と思われてるだろうなと思いつつ、自分の腕が激しく上下するのをどうすることもできない。
家に帰ってから、椅子に座ってやってみる。
腕を上下させずにじっとしてる。
できますよ。
腕をじっとさせとくくらいできます。
椅子に座ってるとできるんです。
とっても上手に腕をじっとさせとくことができます。
馬が止まってるときもできるんです。
馬が歩いててもできるんです。
馬が勢いよく走り出すとできない。
不思議である。
ゆうちゃんは運動神経抜群だと思います。
危ないことはわかってる。
アタマでわかってるのかカラダでわかってるのかしらんけど、よくわかってます。
中途半端にこわがりません。
危ないか危なくないかのどちらかです。
室内ジャングルジムのてっぺんに仁王立ちになっても、私が手を添えてるとまったく平気でニコニコしてます。
てっぺんに立つまでは慎重です。
えらいとおもいます。
それはえらいと思うんですが、食事の時、いつも自分で口に詰め込みすぎて、目を白黒させてオエッ!となるのはどうかと思います。
いつもです。
カラダでおぼえてもいいと思うんですが。
アタマとカラダでおぼえてもクチは別なんでしょか。