きのう、久しぶりで餃子を作りました。
料理教室のレシピに、先生たちの「おすすめ」を足したものです。
おいしいと思います。
家内は、私の料理は絶賛してくれます。
初めてハンバーグを作った時以来、絶賛の嵐の連続です。
「これはおいしいわあ!ホントにおいしい!」
ほめちぎってくれるんです。
私が料理を作るのは、家内が外出している時です。
家に帰ると夕食ができている。
まずこのことが家内の味覚を麻痺させる、とまではいかなくても、家内の味覚に大きな影響を与えるであろうことは何人にも否めない事実である。
冷静な私はそう判断します。
しかし、毎回、全力投球的絶賛である。
ひょっとすると、私には料理の才能があるのかもヽ(*´∀`)ノ
よっしゃ!
第二の人生は料理人として生きよう!
♪包丁一本サラシに巻いて
旅に出るのも板場の修行
・・・こいさん!ワテがこいさんに・・
てなことを考えるには私は理性的すぎます。
三ツ星シェフへの道を進むより、我が家の台所に立って家内の喜ぶ顔を見るというささやかな小さな幸せを選んだことに後悔はありません。
私にもう少し勇気があったら、いつの日か宮中大晩餐会で、得意の餃子に腕を振るう日が来たかもしれないが、それはまた別の話だ。
さて、得意の餃子である。
皮に包むのが難しいんですよね。
はみ出したりするし、皮が余ったり足りなかったりで困る。
きのうは、「大判」を買いました。
おかげではみ出さずにすみましたが、皮が一枚余ってしまった。
しかたないので、餃子といっしょにその皮も蒸しました。
家内が帰宅すると同時に仕上がるというタイミングの良さです。
皮が一枚余ったので、と言ったら、家内はいの一番にその皮を食べたんです。
「おいしー!これ、ホントにおいしいわあ!」
「・・・」
まあ、料理に限らず、シンプルなことが一番難しいんですよね。
買ってきた餃子の皮を、なんの味付けもせずフライパンで蒸すだけ。
これで食通の家内を唸らせたということで、料理人としてますます自信がついてしまったのであった。