今日は、ゆうちゃんと公園に行きました。
小学5年生の男の子と妹がボールで遊んでました。
二人を見たゆうちゃんは、すっ飛んで行きました。
おにいちゃんのあとをついて歩きます。
「男同士!」という感じです。
なんでもマネをしますね。
おにいちゃんが金網にもたれるとゆうちゃんももたれるし、おにいちゃんが片足を金網にかけると、ゆうちゃんもがんばって短い足を網にかけるという具合です。
この兄妹が、よく遊んでくれました。
ボール投げ、滑り台、砂場、山登り、実に根気よくつきあってくれました。
1時間以上。
ゆうちゃん、ご機嫌でした。
表彰状ものです。
だいぶ遊んでから、2年生くらいの男の子が、70過ぎと思えるおじいちゃんとラジコンの自動車を持ってやってきました。
自動車が走り出すと、ゆうちゃんは目の色を変えて追っかけます。
こわしたら大変だからあとを追っかけます。
広い公園をラジコンの自動車がブンブン走り回り、そのあとをゆうちゃんがちょこまか追いかけ、そのあとを私が追いかけるというめまぐるしい展開になりました。
走り回ってる私を見て、おじいちゃんがニコニコと声をかけました。
「パパさんも大変ですなあ」
聞き間違えかと思ったんですが、何度も言うんです。
初誤解でございますよ。
3年前、はなちゃんを連れての公園デビューで私が心配したのは、「パパさん」と間違われることでした。
きっと間違われるに違いない。
何度も間違われるに違いない。
その度に訂正しなければならない。
面倒だなあと思ってたんですが、なんたることか、ただの一度も間違われませんでした。
それがこの度めでたくというかなんというか、初誤解です。ヽ(*´∀`)ノ
「いえ、私はパパではなくて・・・」と即座に訂正しようかと思ったんですが、いや待てよ、万座の中で目上の人に恥をかかせるのもアレだしと思ってあえて黙ってました。
私なりの気配りです。
そのかわりといってはなんですが、ゆうちゃんを追っかける走り方を変えました。
それまでは、おじいちゃんらしくヨタヨタと走ってたんですが、「パパさんも大変ですなあ」の声をきっかけに、短距離ランナーの如き走りに変えたんです。
猛然たるダッシュと、方向転換の急ブレーキで砂煙を上げる私を見て、おじいさんは、「パパさんも大変ですなあ」と満足気に微笑んでました。
しんどかったけど、いいことしたと思いました。