人物画教室に通ってます。
人物画教室での、一つの、大きな問題は、描く位置です。
どこで描くか。
どこから描くか。
それほど広くない部屋に大勢いるので、好きな場所を選ぶことは、まあできません。
教室が始まる前にイーゼルを立てると、そのあとでモデルさんがどんなポーズを取ろうが、それが気に入ろうが入るまいが、動くことは難しい。
たとえば今回はこんなポーズです。
今回、私は運良く、こういう位置でした。
一番運の悪い人は、モデルさんが伸ばした足の先から描くことになるんです。
ブーツの底が真正面に見える位置ですね。
コレは描きにくいです。
さすがの先生も、「あっちからは、ちょっとねえ・・・」と口をにごしておられました。
ぐっと伸びてきたブーツの底をアップで描く。
難しいです。
できないことはないですし、描き方によってはかっこよくなります。
例えば、ピカソがそんなアングルで描いてます。
「おもしろいなあ!うまいなあ!」と思います。
腕がいいのか目がいいのか。
腕も目も良くない者にとっては、悲惨な状況ですよ。
1ヶ月半、悪戦苦闘です。
1ヶ月半、いろいろやってるうちに、偶然にもいい絵が描けた、てなことが期待できるほど甘いもんじゃないのが気の毒である。
それでも多少の救いはある。
どこから描こうが大差ない人が多いのである。(>_<)