ベラスケスの傑作「ラス・メニーナス(官女たち)」を模写しました。
大きな作品なので、まるごと模写したら何年かかるかわからないので、王女様の顔だけ。
難しかったです。
冴え渡る名人芸!という感じで、私には「写す」のはムリ。
それがわかっただけでも挑戦した値打ちがあるというもんです。
筆は走りまくり、絵の具はかすれまくり、ここはいったいどないなってますねん?的画面です。
口笛を吹きながら、あるいは鼻歌を歌いながら、チャッチャカチャ〜!あるいは、さっさかさ〜!と描いてる感じなんですが、どうなんでしょう。
ベラスケスが描いてるとこを見たいもんだと思いました。
適当にでたらめに出たとこ勝負で描いてみたらそれがすべて「アタリ!」だったというようなことはないと思うんですが。
いちどでいいから、私にもそんなことがおきないもんでしょうか。(-_-;)
私なんか、あ〜でもないこ〜でもないと悪戦苦闘、黒く塗ったり赤く塗ったり、丸くしたり四角くしたり、一晩寝て次の日起きるといの一番に絵を見に行きます。
夜中の間に小人さんが続きを描いてくれてるんじゃなかろうか、ぐっと良くなってるんじゃなかろうか、てなことをむなしく考えつづけて二十有余年。
まあ、描きつづけていればそんな日が来ないとも限りませんよ。