今日、ツクツクボウシの鳴き声を聞きました。
家内は、毎年、「ツクツクボウシは、8月20日すぎから鳴き始める」とおごそかにのたまってます。
セミ博士みたいに言います。
私は、毎年「ふ〜ん。ウチの奥さんはなんでもよく知ってるなあ」と思ってたんですが、今日はっきり聞いてしまいました。
ケチをつける気はないけど、8月18日です。
ツクツクボウシは、8月20日前でも鳴くことがあるようです。
ツクツクボウシはなぜ8月後半から鳴きだすのであろうか。
なんかいいことあるんでしょうか。
クマゼミやアブラゼミとの生存競争を避けてるんでしょうか。
セミに生存競争なんかあるんでしょうか。
なさそうに思いますが。
セミの一生は一週間ほどだそうですが、人生70年とすると、セミにとっては1日が10年ですか。
充実してるというのかあわただしいというのか、どうなんでしょう。
木にとまってビービー鳴いてるとこを見ると、たいして充実してるようにも思えない。
大きなお世話かもしれませんが。
あわただしくもなさそうです。
鳴いてるな、と思ったら、どこかへ飛んでいく。
セミは、わかりにくい生物ですね。
何を考えてるのかわからない。
庭にトカゲがいます。
近づくと逃げていく。
あたふたと逃げていく。
巨大生物である私が怖いんでしょう。
トカゲの気持ちはよくわかる。
トカゲとは分かり合えるような気がするんですが、セミと分かり合える日が来るとは思えません。
そう思うとさびしいですね。