きのう、バスに乗って帰宅途中、久しぶりの出会いがありました。
運転席のそばに立ってました。
運転席のすぐ後ろの席に、幼稚園の制服姿の男の子がすわってました。
この席は、男の子に人気ですね。
男の子の顔を見て、あれ?どこかで見たことある!と思いました。
おお!
れいのすけ君ではないか!
うちの初孫はなちゃんが、1歳すぎたころ、アメリカから一時帰国で我が家に滞在してました。
はなちゃんを近くの公園に連れて行ってたんですが、時々ママさんに連れられてきてた子です。
冬だったんですが、れいのすけ君は、いつもバギーに乗って、透明のビニールの風よけに守られ、毛糸の帽子、マフラー、ジャンパー、靴下、すべてが二重三重かという、もこもこ重装備でした。
ママさんがよほど心配性なのかと思いました。
はなちゃんや同じ年の子供たちが、よちよちすたすた歩くのを、もこもこのれいのすけ君はバギーから眺めていたのであった。
二、三年ぶりですかね。
似ているとは思ったんですが、持っている水筒で名前を確認。
「○○れいのすけ」と書いてありました。
ママさんはどこかと見回したら、後ろの方にすわってました。
ママさんは、「公園で、はなちゃんのいとこのゆうちゃんと会うんですよ」と言ってました。
れいのすけ君が降りる駅の一つ手前から、れいのすけ君は立ち上がってそわそわし出しました。
降車ボタンを押したいんですな。
この年頃の子供は、降車ボタンを押すのに命懸けですよ。
ママさんがあわててやってきて、押させまいとする。
れいのすけ君は、ママを押しのけようとする。
激しくせめぎ合ってました。
以前、こういう状況で、ほかの客が押してしまって子供が泣き出すという悲惨な場面に出くわしたことがあります。
きのうは、めでたくれいのすけ君が押しました。
もこもこでバギーにおさまってたれいのすけ君が、活発な男の子になっててうれしかったです。