きのうが「財産」で、今日は「全財産」と、一部読者の方には刺激の強いタイトルが続きますがお許しください。
これも、雑誌の広告です。
『月刊住職』という雑誌があります。
「寺院経営全般」という感じの実務的な雑誌だと思います。
いい狙いですね。
私が注目してる雑誌です。
広告しか読みませんが。
今月号の特集のひとつ。
「お寺に自ら全財産を託す遺言のすすめ」
一瞬「えげつな!」と思いました。
でも、来世を頼んで宗教に寄付するのはふつうといえばふつうですね。
ウチの親せきに、某宗教に熱心な老人がいて、家族は、その人が某宗教にど〜〜〜ん!と寄付するのではないかと戦々恐々としてました。
どうなったか知りません。
よその財産がどうなろうと知ったこっちゃない。
私が以前住んでたところに小さなお寺がありました。
何かの用事でその寺に行ったとき、最近行われた本堂修理の寄付者氏名が張り出してありました。
驚きました。
近所の米屋のおばあさんの名前で500万円!
酒屋のおじいさんが300万!
よそのおじいさんやおばあさんがいくら寄付しようが知ったこっちゃないけど、その小さなお寺のパワーに感心しました。
「全財産」はともかく、「一部財産」ならごくふつうなんでしょうね。
この特集は読んでみたい気がするけど、「全財産を託す遺言のすすめ」も単なる宗教活動であって、とくに面白い話はなさそうにも思います。