4月から自治会の仕事をするようになって、とまどったのは「引き継ぎ」です。
理想的な「引き継ぎ」は、その仕事を長らく務めたよくわかった人が、ていねいに説明して新人に引き継ぐことでしょう。
このあたりの自治会はそうはいきません。
役員のなり手がなくて、一年交代というのが多い。
一年だけやった人が、何もわからん新人に引き継ぐ。
ムリとかムチャとかいうのじゃないけど、毎年そういう「引き継ぎ」というのはかなりあやういです。
私も、先日役所に書類を何枚か提出するとき、その中の一枚について、「なぜこんな書類を提出するのだろうか?」と不思議に思ったことがあります。
前任者に聞くと、「毎年提出してます」とのこと。
で、役所で聞いてみました。
「この書類ですが、提出する必要あるんですか」
「ありません。必要はないですが、せっかくですから受け取っておきます」
せ、せっかくですからって・・・。(-_-;)
こんなふうにして、わけのわからん不必要な書類がふえていくんですね。
一年交代というのは、いろいろ問題がある。
と言って、何年もやりたいようなもんじゃないし、むずかしいです。
私は、引き継ぎの時、ファイル4冊と、CD3枚、USBメモリー2本受け取りました。
ホントに必要なのは、2冊のファイルと、USBメモリー1本だと思います。
私なんかまだマシで、隣の自治会の会長は、引き継ぎの時、大きな段ボールケース2箱運び込まれたそうです。
ネットで見たら、隣の自治会なんかまだマシで、引き継ぎの時、明治時代の和紙の帳面まであったのでびっくりしたと書いてる人がいました。
ネットにはいろいろ出てて面白いです。
3ヶ月!
「ババ抜き」を連想しました。
「会計の引継ぎは要注意」と書いてる人もいます。
その人が新たに会計になったんです。
前任者が、「引き継です」と書類一式持ってきて、置いてあわてて帰ろうとするので、「ちょっと待った!」と引き留めて調べたら、帳面と、現金や通帳の金額が合わない。
前任者の話では、ず〜っと昔から合ってなかったそうです。
合ってないままにパス!
引き継ぎというより引き付けを起こしそうな話です。