「ふつう」というのはむずかしい。
ふつうの人、とはどんな人か。
まあ、ふつうの人ですよ。
2日に、はなちゃんたちが来ました。
↓はなちゃんのママを描いたこの絵を見せて、「ママに似てるでしょ」と言ったら、はなちゃんは、少し考えて、ほほえみを浮かべて「ふつう」と言いました。
少し考えるとこが憎いですね。
少し考えたあげくに、落ち着き払って、「ふつう」と答えるとこがなお憎い。
まあ、6歳女児、こんなもんですかね。
はなちゃんの、憎らしいほどクールな対応にかっくんとなった私は、追い打ちをかけるように、この絵を見せて、「おばあちゃんに似てるでしょ」と言ったら、はなちゃんはやっぱり少し考えて、またもや、「ふつう」と答えました。
「ふつうってなにさ!?」とさらに追い打ちをかけるようなことはしませんでした。
はなちゃんを見習って、私もクールにほほえんだので、絵をはさんではなちゃんと二人クールにほほえみあったのであった。