若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

認知症

母の認知症で、20年ほど大変でした。

施設には14年お世話になりました。
14年通いました。

母が亡くなってからも、車を運転してて、母がお世話になった施設の方に行きそうになってあわててハンドルを切ったことが何度もあります。

認知症に関しての色々なことが薄れかかってたんですが、去年自治会の仕事をするようになって、また引き戻されてます。

去年、自治会長が集まる会合で、「講師」が現れて、いきなり「認知症の見分け方」について話し出したので驚きました。

なぜ自治会長に?

今日、午後から市の自治会関連の会議でした。

司会役の副会長が、自治会の地名をいくつも読み間違ったので楽しかった。
いや、地名とか人名は読み間違うというのじゃないですね。
地名を知らないだけ。
読めませんよ。
まあ、副会長が知らないのはちょっと問題ですが。

1時半から4時半までと書いてあったのに、2時45分に会議が終わって、ラッキー!帰ろう!と思ったら、「そのまま残ってください。認知症についての講演があります」とのことで、カックンとなってしまった。

4時半まで、みっちりございました。

もはや、認知症は、病院とか介護施設とか、医療、福祉関係の話じゃないんですね。
地域の問題である、ということだと思います。

講師の女性が、認知症の親を抱える家族について、ほろりとする話やしんみりする「ちょっといい話」系の話をエンエンとした。

経験者として複雑な思いで聞きました。