若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

働き方

新聞で、「働き方改革」ということばをよく見ます。

「働き過ぎ」ということなんだと思います。

宅急便の「残業代未払」「過重労働」が問題になってます。

二十年ほど前ですか、宅急便に感動しました。
東京の取引先にサンプルを送ったときです。
きのうの午後取りに来てくれた品物が、翌日の午前中に東京の取引先に届いてたんです。

感動して、「宅急便はすごいねえ」とクロネコのお兄さんに言ったら、「そのかわり、ボクら、昼飯食うひまもないですやん」と言われてびっくりしました。

そ、そ、そうなんですか!?
わ、わ、私、そこまでしてくれとは言うてませんやん。

それから二十年以上たってる。
そのまま二十年じゃなくて、「受取時間指定」とか、昼飯食う時間はますます減ってたんじゃないか。

そこまでしろ、昼飯抜きで働けとは、たぶんだれも言ってない。
そこまでしてるのを見て見ぬふりをしてる。

そこまでしなくていい!と言える人はないんですかね。
そこまでしてはだめだ!と言う人も必要だと思うんですが。

会社の管理職の仕事のようにも思うし、お役人や政治家の仕事のようにも思うし、宗教家の仕事のようにも思うけど、お客様が神様なら、お客様の仕事かな。

でも、この神様、なんにも知らんからなあ。