家内が、キリスト教会のバザーに行ってきました。
子供のころ行ったことがある教会で、クリスマス会とか、思い出の教会です。
すごい人だったそうです。
安い!と感激してました。
私は、安いと喜んでどうする、バザーというのは、品物を提供する側だけでなく買う側も、慈善と奉仕の精神が必要なのではないかと、どっかで聞いてきたようなことを言いました。
バザーで驚いたのは、二十年ほど前の娘の高校のバザーです。
PTAの役員として、体育館の売り場に立ちました。
先輩役員から、「開始と同時に人が殺到するから、商品を置いたテーブルが倒れないように気をつけてください」と言われた。
そんな大げさな、と思ってたんですけど、体育館の入り口が開くと同時に、大勢の人が殺到してきたのでびっくりしました。
安いので有名で、毎年百万円ほどの売り上げになるというんです。
品物の多さにも驚きました。
進物用の箱に入った食器やタオルや食品が山積みでした。
毎年、これほどの不用品が各家庭から出てくるのか、としみじみしました。
買う人は、箱はいらないので、バザーが終わると空き箱の山でした。
校庭の片隅の焼却炉で燃やしました。
しかし、人間というのは、安いと思えば何でも買うもんですね。
「不用品」というより「ゴミ」としか思えないものまで買って行く。
プラスチックの巨大な布袋像があったんですが、それを買った人には驚くというよりあきれました。
プラスチックの巨大な布袋さんですよ。
そもそも、そういうものが存在すること自体がナゾである。
そういうナゾの物体を買う人がいるというのもナゾでしたが、とにかく、モノが飛ぶように売れるというのは気持ちのいいもんだと思いました。