きのうは美術予備校。
机の上にリンゴが置いてありました。
よく見かけます。
デザートではありません。
受験生のみなさんが描くんです。
いつもリンゴですが、日持ちがするからでしょうね。
美術予備校の定番果物だと思います。
おとなのための美術教室でも、リンゴは人気です。
色や形が少々ヘンになっても、描いてる人も見る人も気にならないというのがいいんですね。
セザンヌをはじめリンゴの絵は多いけど、うまそうなリンゴはないと思います。
リンゴは描くものじゃなくて食べるものですね。
高校時代、母が作った弁当を持って通ってたんですが、リンゴの皮をいつもウサギみたいにしてあった。
幼稚園児のお弁当みたいだと冷やかされたもんです。
リンゴは皮をむかずに食べるのが正しいと思います。
皮をむいたリンゴはリンゴじゃない。
がぶり!
シャキッ!
これがリンゴです。
柿は皮ごと食べる気はしない。
梨も皮ごと食べる気はしない。
バナナも桃もイチジクも。
栗も。
↓フェルメールの模写。いちおう画面全体に絵具を置いた状態。
先生は「8割程度」と言われるですが、あとの2割が大変ですよ。