若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

仏像を運び出す

今日は、市の防災訓練。

市内の自主防災組織が集まっての訓練です。
私たちの地域からは7人が参加しました。

会場の小学校に朝9時集合。
開会式は10時で、校庭で1時間近く待ってました。

なんとかならんのか。

市長のあいさつはともかく、国会議員とか県会議員とか市会議員とか、なんとかならんのか。

参加者は、「避難所設営班」とか「誘導班」とかに分かれて訓練を受けました。

わたしは、「避難所設営班」で、体育館の安全を確認してから、間仕切りを作ったりしました。
10人がグループになって、体育館内部の安全性を確認しました。

指示書には、ガラス窓が割れていないかとか、照明器具の落下がないかとか書かれてました。

たまたまグループの先頭に立っていた人が、グループリーダということになった。

グループリーダーを先頭に、なんとなく歩いてたら、「チェックしなくていいんですか?」と厳しい声が飛んだ。

で、グループリーダーがあわてて窓を指さして、「ガラス、OK!」と言った。

「ドアが開くか確認しなくていいんですか」という声が飛んだので、グループリーダーがガチャガチャと確認した。

「電気のスイッチは?」という声が飛んだので、パチパチ確認した。

まじめな人というかうるさい人もいるもんだと感心した。
先頭に立ってなくてよかったと思った。

昼前に終了しました。

本日の進行手順書を見たら、訓練の中に、「仏像を運び出す」というのがあって、さすが古都奈良と感心しました。
本当の仏像を使うんでしょうか。

終了後、体育館の50人ほどに、市の職員がアンケートを取りました。

「今日の訓練は意味がなかった」というのに3、4人手を上げました。
「今日の訓練は得るところがなかった」にも、3、4人手を上げました。
「今日の訓練はおもしろくなかった」にも、3、4人手を上げました。

参加者全員高齢者ですので、みなさん落ち着いて静かに手を上げてました。