美術の本を読んでます。
読み始めは「印象派」
印象派ってどんなんかなあと思っていろいろ読みました。
いろいろ読んでるうちに、印象派の前はどんなんかなあと思うようになった。
で、印象派の前に関する本をいろいろ読んでるうちに、その前はどんなかと思うようになり、15世紀のファン・アイクまで来てしまった。
ファン・アイク関係の本をいろいろ読んで、どうやら今の油絵の始まりはファン・アイクの頃らしいと見当はつけたんですが、いちおう、13世紀、14世紀くらいは見ておいた方がよさそうだと思いました。
何か適当な本がないかとアマゾン様で調べたら、ありました。
『ヨーロッパのキリスト教美術:12世紀から18世紀まで』
ぴったりではないか。
で、買いました。
読み始めてかっくんとなった。
「13世紀の美術を知るためには、4世紀5世紀6世紀あたりの美術を知らなければならない」てなことが書いてあるんです。
あのねー、
私はねー、
19世紀からねー、
やっと15世紀までたどり着いたんですよ。
13世紀14世紀でおしまい!というつもりなんですよ。
その私を、4世紀まで引っ張ろうというんですか。
いいかげんにしてちょうだい。
どうせまた4世紀まで行ったら、1世紀、1世紀まで行ったら紀元前3世紀、ここまで来たらいっそのこと紀元前25世紀のエジプト美術ということになるのではなかろうか。
著者のエミール・マールさんには悪いけど、これで打ち止めです。
学者でなくてよかった。