きのうは乗馬。
初乗りです。
雪が積もってました。
粉雪が舞う中うっすら雪化粧の山を背景に馬を走らせるなど絵になる情景と言いたいとこですが、下はビチャビチャで盛大な泥ハネで大変でございました。
帰ると、ゆうちゃんとあきらくんの靴がありました。
久しぶりです。
二人の声がする部屋に入ったら、こちらには目もくれず、なかよくにぎやかにじゃれあいけんか寸前まで行ったと思うとまたゲラゲラ笑いを行ったり来たりで、付け入るすきがないというか私が入りこむ余地はないのであった。
静かになったと思ったら、ゆうちゃんが「かるた」(?)を作ってました。
「読み札」(?)を私に持たせて、ゆうちゃんとあきらくんの「かるた」(?)が始まった。
「読み札」には、「あ」とか「む」とか書いてあるだけです。
で、まあ、始まったんですが、4歳児あきらくんは、札を取るというより札を奪うんです。
ゆうちゃんが取ったのを奪い取る。
奪い取られたゆうちゃんは、立派な成長ぶりを見せてニヤニヤしてるだけです。
30年以上前の我が家の、幼稚園児だった長女と次女のかるたを思い出しました。
幼い姉妹のかるたと聞いて、ほのぼのした家庭の情景を思い浮かべるのは素人の浅はかさです。
ガチンコ勝負です。
文字通りの「ガチンコ」です。
頭突きのかましあいですよ。
宇和島の闘牛を思わせる頭と頭の激突です。
そして、今のあきらくんと同じで、次女(はなちゃんとことちゃんのママ)は、「かるたというのはどんな手段を使ってでも最終的に札を手に入れたものの勝ち」という固い信念を持っていましたから、頭突きがつかみあいになり髪の引っ張り合いになり、二人が泣きながらかるたの札をくずかごにたたきこんで終わるので、私は、「もう二度とかるたはしない!」と何度も心に誓ったのであった。
それよりははるかにましな、ゆうちゃんとあきらくんのかるたでした。
かるたがすんで、しばらくすると、二人のキャアキャアにぎやかな声がするので、見ると、なんたることか二人とも上半身裸で走り回ってる。
桃太郎と金太郎を思わせる裸体である。
歓声をあげて走りまわる姿は、「裸祭り」を思わせます。
「裸祭り」というのは、私の趣味に合わないというか、身体に合わないというか、テレビで見ててもぜんぜんいいと思いませんが、二人の裸祭りはけっこうなものでした。