「スタンダード曲」というのがあったなあと思いだしました。
高校生の頃聞いてたラジオのリクエスト番組では、何でもかんでもいっしょくたに放送してた。
ビートルズやベンチャーズはもちろん、ハワイアンもジャズもラテンもウエスタンも、あらゆる分野の曲を聞いたというか聞かされたというか。
その中で、スタンダードというのがありました。
どういう意味か知らんかったが、まあ、「古い曲」という感じでした。
10代の時に聞かされるのは恐ろしいもので、関心がなくても耳にこびりついてしまう。
で、そのころ「スタンダード」を歌ってた人たちは今も売れてるのか気になってアマゾンで調べました。
私がすぐ名前を思い浮かべられるのは、フランク・シナトラ、ナット・キング・コールくらいです。
どちらも今も結構売れてるみたいです。
えらいもんですね。
戦前の曲を、戦後すぐの人が歌ったのが、いまだに売れてる。
ナット・キング・コールの『煙が目にしみる』はよく聞ました。
名曲です。
この曲にインスパイアされて私が作詞作曲したのが、『煙が歯にしみる』です。
ヘビースモーカーが虫歯になって、タバコを吸うと歯にしみる、さりとてタバコはやめられず、痛みをこらえて紫煙くゆらす男に惹かれる女心の切なさをうたい上げたラブバラードです。
いずれCDにしたいと思います。