若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

馬の耳

馬の耳、と聞いて思い浮かぶのは、「馬の耳に念仏」ですね。

乗馬クラブで、馬の耳は、馬の精神状態を表していると教えられました。

馬の耳は、ふつう、ピンと立ってます。

それが、馬が「怒り、警戒、不安、不快、」などの感情を抱くと、耳をぴしゃっと後ろに伏せるんです。

だから、馬に乗ってて、馬が耳を伏せると不安になります。
なにか怒ってるのかな、警戒してるのかな、急に走り出したりしないかなと心配になります。

馬にも、神経質なのとそうでないのがいます。
神経質な馬になると、しょっちゅう耳を伏せてます。

ところが、そういう馬でも、先生が乗ると耳を伏せない。
「この人が乗ってれば何があってもだいじょうぶ」と安心してるからだそうです。

きのう馬に乗ってたら、先生に、「若草さん、緊張したらダメですよ」と言われました。
私にとっては難しいことをやるので、ちょっと緊張してたんです。

「若草さんの緊張が、馬に伝わってますよ。馬の耳を見てごらん」

なるほど!
耳を伏せてました。

私が緊張して体が硬くなったのが伝わったんですね。

人馬一体とはこのことだと喜んでる場合じゃない。