ドイツで活動されてる声楽家木村能里子さんの「里帰り声楽公開レッスン」に行きました。
一昨年家内と行って楽しかったんでまた二人で行きました。
客は木村能里子さんの日本でのお弟子さんか声楽関係者で、声楽関係なしは私たち二人だけだと思います。
木村先生がステージから客席に向かって、「口をアのかたちにして、エ~と歌う!」といったら、客席の皆さんが口をアのかたちにしてエ~と歌うんです。
私たちは歌いません。
母音の中では「エ」がややこしいそうで、声楽をやる人はみんな「エ」がきらいだそうです。
声楽家は、息を吸うときにがんばる人と息を吐くときにがんばる人の二種類に分かれるそうです。
そういう、いろいろ役に立ちそうな参考になりそうな話を聞けて良かったと思ってる人が多いのだろうと思いましたが、私には参考にはならなかった。
参考にならなかったけど、先生の指導は口八丁手八丁というか、表情豊か声量豊か体重豊かというか、とても気持ちよく楽しい。
私も声楽家を目指そうかと思うほど楽しかったです。