詩人の佐々木幹朗さんが受賞。
おめでとうございます。
佐々木幹朗さんは私の高校美術部の顧問佐々木節郎先生の息子さんです。
三十年ほど前だったか新聞で「佐々木幹朗」という名前を見て、「佐々木先生とよく似た名前の人だなあ」と思いました。
息子さんだった。
写真を見ると顔がまた先生とそっくりなんです。
で、佐々木幹朗さんの名前や写真を見るといつも先生を思い出す。
あれこれいろいろ思い出す。
思い出してもいいじゃないですか。
それがなんかもやもやするんです。
佐々木幹朗さんを利用してというか踏み台にしてというか手段にしてというか佐々木先生のことを思い出しているようでなんとなく悪いような気がするんです。
べつにうしろめたいことでもなんでもないのに、なんだかそんな気になるんです。
こまったもんである。