若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

名がなんじゃ

名前というのは大事なようなそうでもないような。

いつごろだったか、まあ昔々ですが、どこかで『ロミオとジュリエット』のセリフをおぼえました。

「名がなんじゃ。バラは他の名前で呼んでもよい香りがする」

これ、ジュリエットのセリフなんで「名がなんじゃ」はおかしいと思うんですが、誰の訳だったか忘れたけどそう書いてあったのでそうおぼえてしまった。

シェイクスピアの名台詞」というとぱっと「名がなんじゃ」とひらめくのも困ったもんです。

 

さて、コロナウイルスです。

何となくヘンな名前という気がしてました。

あんまり恐ろしそうじゃない。

形が王冠みたいだからだそうです。

それなら「王冠型ウイルス」でいいと思いますが。

「コロナ」で西洋言語の人はピンとくるかもしれないけど私は「コロナウイルス」という名前にずっとひっかかってました。

誰がつけたんですかね。

はじめ「武漢ウイルス」とか言ってませんでした?

WHOは、病気に地名を使わない方針だそうですが、ウイルスの命名権は誰が持ってるんでしょう。

虫とか草とか星は発見者ですか。

ウイルスは最初の患者という案もありと思います。

記念に自分の名前・・・いらんか。

「コロナ」というのは初めてかと思ったら何年も前から使われてたようです。

知りませんでした。

SARS」というのも今回調べて初めて「劇症急性呼吸器症候群」というような意味だと知りました。

恐ろしい名前だったんですね。

コロナウイルス」も本来は「劇症急性呼吸器症候群王冠型ウイルス」と呼ぶのが正しいのかもしれない。

正しくないのかもしれない。

なんでもいいけど名前があるだけましかもしれない。

「世界的に流行していますがWHOはまだ名前を付けることができません」と言われる方が恐ろしいかもしれない。

猫は「名前はまだない」とすましてられるけどウイルスはそうはいきませんね。