逸ノ城は8年前の新入幕の場所で13勝を挙げて話題になったそうです。
まったくおぼえてません。
相撲はずっと楽しみに見てますが新入幕逸ノ城大活躍は記憶にない。
一場所だけの大活躍はたくさんあるので忘れます。
相撲を見る目はある方だと思います。
お相撲さんは勝ったとき強いというのが私の相撲哲学。
負けた時は弱い。
私はそう思います。
勝ったときに「このお相撲さんは弱いな」と思うことはありません。
逆に負けた時に「この人は強い!」と思うことはない。
鑑識眼は確かだと思います。
大事なのは「勝った時には強い」ということです。
強いお相撲さんというのはほとんどいません。
勝ったときに強いお相撲さんがいるだけ。
「幕ノ内最高優勝」と言うと強いお相撲さんと思う人多いと思いますがちがいます。
その場所強かっただけ。
次の場所ではまちがいなく弱くなる。
大相撲は二場所でワンセットだと思います。
二場所続けて強ければ強いといえる。
そんな人はまあない。
優勝した次の場所では必ず弱くなる。
優勝した次の場所、初日から12連敗した旭天鵬がいい例です。
いや、いい例じゃないか。
いや、やっぱりいい例かな。
ちょっと考えさせてください。
優勝でなくても好成績をあげて、NHK大相撲解説の北の富士さんや舞の海さんが「力をつけてきましたねえ」と言ってもあてにならない。
いくらその場所で力をつけたようでも次の場所ではがれる。
お相撲さんの力はサロンパスなんかとくらべものにならないほどはがれやすい。
せっかくの初優勝に水を差すようですが「逸ノ城関おめでとう!」は来場所まで持ち越しといたします。