今日は近所の眼科。
私じゃありません。
私はこの数年病院というと歯の自主点検だけです。
私の足りないところを補うかのように家内がせっせと各種病院通いで、これも内助の功の一種でしょうか。
眼科の先生に対する家内の評価は高いです。
それに比べてきのうの内科の先生はイマイチ。
ウデじゃなくてルックスの話なんですがルックスの話がいつの間にかウデの話とこんがらかるのでお医者さんも大変です。
眼科の待合室は十数席、今日は5、6人すわってました。
家内が呼ばれて診察室に入ってすぐ80代と思える男性が来た。
受付で書類を出して「糖尿病」がどうのこうのと言ってた。
受付の女性といろいろやり取りがあって、男性は「わかりました」と書類をしまった。
男性は私の横にすわった。
しばらくして看護婦さんが現れて「やまださ~ん!」と呼んだ。
誰も反応しない。
「やまださ~ん!やまださ~ん!」
「やまだたろうさ~ん!」
「やまだたろうさ~ん!」
反応なし。
看護婦さんは首をかしげて引っ込んだ。
再び現れた看護婦さんは「やまだたろうさ~ん!」と声をあげながら私の隣の男性の前に来ると「やまだたろうさんですよね」と言った。
男性は「そうです」と答えた。
「検査がありますので来てください」
看護婦さんが歩き出して男性が後に続いた。
突き当りで看護婦さんが右に曲がると男性は左に曲がった。
検査室は左なのかと思ってたら看護婦さんが「やまださ~ん!こっちこっち!」と叫んだ。
男性の診察はすぐすんだ。
会計を済ませて出るとき受付の女性が「おだいじに」と声をかけた。
すると男性は「ほかに質問はないね」と彼女を見た。
受付の女性は「ウッ!」と答えに窮したようであった。
男性は質問がないことを確認すると答えに窮した女性をしり目に出て行った。
この男性の一連の言動をどう解釈すればいいのか。
役立つのは心理学か動物行動学か天文学かちょっと考えさせてください。