「体年齢」というのがある。
昔はなかったと思います。
「精神年齢」は前からある。
「精神年齢」があるなら「体年齢」があってもおかしくないような気もしますがヘンな気もする。
「年齢」は誰が決めるわけでもなく決まってますが「精神年齢」と「体年齢」は誰かが決めるんでしょうね。
若ければいいというもんでもないですよ。
私が今「あなたの精神年齢は12、3歳」と言われたらカチンとくる。
はなちゃんやゆうちゃんといっしょ。
私がカチンとくると言ったらはなちゃんやゆうちゃんがカチンとくる。
カチンカチンとむずかしい。
私が90歳の時、体年齢も90歳で余命1年と宣告されたら静かに受け入れると思う。
私が90歳の時、体年齢が30歳と言われて余命1年を宣告されたら静かに受け入れることはできないと思う。
朝日新聞に「ラジオ体操の効用」みたいな記事が出てました。
毎朝テレビ体操15年の私には気になる記事です。
「65歳以上でもラジオ体操を毎週5日以上、3年続けた人は体年齢が10歳から20歳若い」
ええっ!と新聞を落としそうになった。
私が自分の体年齢をはじめて知ったのは2019年のことです。
NTT西日本のポイントプレゼントでオムロンの体重体組織計と言うのをもらった。
乗っただけで体重のほかに脂肪率とか骨格筋率とか体年齢がわかるというふれこみです。
ほんまかいなと乗ってみたら体年齢40歳と出た。
そんなアホな。
すぐ捨てました。
ところが!
ラジオ体操週5日3年で体年齢が10歳から20歳若くなる!
当時の私は毎日10年。
体年齢40歳は当たってたんじゃないか。
捨てて損した。
いや、もう少し論理的に考えてみよう。
物事には質と量と言うことがある。
「5日3年」はあくまで量の話だ。
ラジオ体操の質について考えるようになったのは自治会長として自治会の夏休みラジオ体操を主宰するようになった時です。
高齢者の皆さんのラジオ体操を見て笑ってしまった。
体操になってない。
ふにゃふにゃよろよろ、タコの手踊りです。
家内にそう言ったら鼻で笑われた。
似たようなもんだというんです。
そうか、私はラジオ体操10年じゃなくてタコの手踊り10年だったのかとがっくり来た。
タコの手踊り15年でも体年齢が若くなるか朝日新聞に問い合わせてみよう。