若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『レコード芸術』休刊

新聞で『レコード芸術』休刊の記事を見てしみじみしました。

一つの時代が終わったというと大げさですが、なんかそんな気がする。

私は買ったこともないし読んだこともない。

 

それでなんでしみじみする?

 

たぶん私がLPレコードにあこがれた世代であり、活字人間だからだと思います。

レコードも活字も元気がない。

私も元気がない。

同期の桜である。

 

私も最近はほとんどキンドル読書です。

音楽のほうはまだCⅮで、「音楽配信」は利用したことない。

 

レコード芸術』はクラシックのレコードの専門誌だそうです。

日本で発売されるすべてのレコードを毎月紹介してた。

創刊以来70年というんですから時代が変わったのによくもったと思います。

読者の90%が50代から80代だそうで、しみじみ。

 

学生時代、LPレコードは高くて気軽に買えなかった。

ビートルズのLPを2枚買うのが精一杯でした。

いつだったか通勤の電車の中で中学生がカバンから大量のCDを取り出したのを見てしみじみした。

 

聞くのも大変でステレオも高かった。

社会人になってまず買うのがステレオという時代だった。

当時のステレオの主流は家具みたいな感じのもので、私が買った山水のステレオも畳一畳占領した。

よくあんな大きなものを買ったもんだとこれもしみじみ。

まあ、なんでもしみじみするトシになったということですね。