若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

画廊

S君の個展に行きました。

何回目か本人もわからないと思う。

「これが最後の個展」と言ったのも何回目かわかってないと思う。

 

個展というのは画廊でやることが多い、というかほとんどかな。

画廊というのは場所がわかりにくいことが多い、というかほとんどかな。

目立つ場所にど~んとある画廊はない。

あるとは思うけど私の友人知人が利用する画廊はそんな堂々たる画廊じゃない。

 

というか、友人知人が利用する画廊で画廊らしい画廊は少ない。

ヘンな空間があるから画廊でもしようかというのが多い。

バリアフリーの画廊は少ない。

狭い急階段を上がるのが多い。

 

場所は地図を見てもわからないことが多い。

私みたいな方向音痴には行きつくのが一苦労です。

 

今日の画廊はS君から「ちょっとわかりにくいぞ」と言われてた。

案内はがきの地図を片手に、まちがったかなあ戻ろうかなあと思いつつ歩いてたら目印のスーパーの看板がちらっと見えたので助かった。

 

助かったと思って歩いて行ったら画廊らしきものがないのでやっぱりまちがったかなと思って引き返そうとしたら工場の中にちらっと個展の看板が見えた。

工場の2階が画廊になってるんです。

 

会場でS君に「わかりやすそうでわかりにくそうでわかりやすかった」と言ったら先客の高齢女性が「ぜんぜんわかりませんでした」と言った。

S君の知り合いで画廊から徒歩5分くらいのところに住んでるそうです。

 

すぐだと聞いていたので歩いてたらどこがどこやらわからなくなって歩いてる人に案内はがきを見せたら「ぜんぜんちがいますよ」と言われた。

「歩いてはややこしい、タクシーを呼んであげるから運転手にこのはがきを見せなさい」と言われた。

 

やっとたどり着いたと思ったら工場の狭い急階段でがっくり来たとは言わなかった。

これからの時代、個展案内には「エレベーターあり」とか「階段のみ」とか書く必要があるのではなかろうか。

 

S君の個展ですか?

タクシーを呼んで急階段を上っても見る価値あり!